BONNjour ドイツ・ボンの国際公務員
国際公務員歴9年。インド、ジュネーブ、NY勤務を経て現在ドイツ・ボンの国際機関に勤務。国連での仕事のことやドイツでの生活のことなど書き残しています。
小学一年生、初めての宿題
6歳の長男の学校の宿題をひとつ紹介します。穴埋め問題です。

Fun at Camp

I _____ having fun this summer. I _____ in the play last week.
It is fun to _____ in plays. I got _____ because I fell down
one day. I was afraid that I hurt my knee or my _____.

I'm glad there is a lot of grass on the ground to _____ on.
They are going to _____ more things to do here. I will _____
them to add kickball. Kickball is as much fun _____ baseball.
This _____ been a great summer!

単語の選択肢:
 am, as, ask, has, act, hand, land, mad, add, was


もう、こんなに難しいことをやっているのかと驚きました。果たして中学生のときの自分でもこれができたかどうか...

宿題は毎日出るわけではなく、月曜日に1週間分の分量を受け取り、金曜日に提出することになっているらしいです。そして週末は宿題が全くなく、家族で一緒に過ごす時間を大切にしてください、とのことらしい。僕が小学生のときは週末こそたくさん課題が出たような。。。。

インターナショナルスクール1年生の時間割
息子が学校からもらって帰ってきた時間割表がこれ(クリックすると拡大します)
インターナショナルスクール1年生の時間割

【注】
Reading Grp:  読書、言語(グループ活動)
Handwriting: 書写、作文
SSR: 読書(個人別)
Lang. German: ドイツ語
MATH: 算数
IT: IT
P.E.: 体育
Music: 音楽
Art: 芸術
Shared Poem: 詩(?)
Media Center: 図書館
T. Theme: テーマ別プロジェクト活動(社会教育含む)
Assembly: 全校集会(音楽・劇などの発表会+表彰)


1年生は2クラスで、それぞれ生徒数11人ずつ。クラスメートの国籍はドイツ、アメリカ、スペイン、インド、シンガポール、オーストラリア他。

ドイツ語、IT、体育、音楽、芸術の授業は担任とは別の専任の先生が教えることになっています。また、英語ができない子は、ドイツ語クラスの替わりにEAL(English as an Additional Language)を数ヶ月受けることになっています。

息子は待ちに待った学校が楽しくて仕方がない様子で、全く羨ましい限り。自分も子供に戻ってこんな学校に通ってみたいものです。

一時帰国中の小学校への体験入学について
海外在住の日本人の中には、子供が通う現地の学校の夏休みの間に、日本の学校へ数週間入学させるケースがたくさんあります。その目的は、

(1)日本語が上手になる、
(2)日本に住む同年代の子供たちと友達になれる、
(3)日本の学校の勉強についていけるようにする(いつか帰国する予定がある場合)
(4)とにかく、日本人らしさを養成する

といったところでしょうか。まぁ、これができるのは現地の夏休みが日本より長いか、期間がずれている場合のみです。欧米の国ならどこでもなんとかなるのではないでしょうか。海外にある日本語補習校は、この方法を勧めているところが多いようです。

そういう我が家も来年の夏休みの7月に、長男を日本の小学校へ体験入学させようと計画しています。と言うわけで、今回の一時国中に、実家のある長野県長和町の教育委員会の方と会ってきました。あんな田舎でも海外からの体験受け入れなんてやっているのかなぁと心配していましたが、前例があり受け入れ体制はできているとのこと。来年日程が分かったら詳しい話をしましょうということになりました。まずは一安心。

他の国の事情はどうだろうかと、スペイン人家庭の話を聞くと、スペインの小学校では一クラスの定員が22人と決まっているので、一時的なクラスの増員は運が良くないとなかなか難しいのだとか。

日本の大教室で、他の子と机を並べて授業を受ける息子の姿がまったく想像できないのですが、どうなることか。実は結構楽しみです。

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インターナショナルスクールの親同士のつきあい
先週末、うちの息子の誕生日パーティー&ピクニックを開き、アパートの敷地にある芝生に同級生とその家族が集まって盛り上がりました。そこで、子供同士だけでなく親同士も仲良くなり、「また集まって楽しみましょう」という話になりました。

そうしたら、さっそく翌週(つまり今日)、息子の同級生のJちゃん宅で開かれるプールパーティー兼持ち寄りパーティーのお誘いを受けたので、行ってきました。Jちゃん宅(ドイツ人家庭)にはなんと自宅の室内にプール室があるのです。招待を受けた子供たちが、腕に浮き輪をつけて泳いでいる間、親たちは持ち寄った多国籍な食べ物とワインなどを楽しむという企画。

インターナショナルスクールの良いところは、多国籍、多文化であるということ。子供達のバックグラウンドはいろいろなのですが、それを詳しく理解したかったら、親たちと話すのが一番。クラスの生徒は14人で、そのうち国連家族はうちも含めて4家族。残る10家族は企業に勤める親の家庭です。多国籍企業の転勤族で、これまでの経歴を聞くととても興味深いです。ヨーロッパ人でも昔アジアで働いていた人などいて、日本や東南アジアの習慣や食生活にも結構詳しかったりします。

企業勤めの10家族のうち、なんと4家族はドイツ人家族です。なぜ地元にいくらでもある無料の公立校ではなくて、インターに通わせているのかと思ったら、親自身が昔インターに通ったことがあり、既に国外で職歴を積んできているので、子供にもインターに通わせているという家庭もありました。他には、お父さんが米国系自動車大手で働いていて、イギリス駐在から戻ってきたというドイツ人家族も。なるほど、僕たちと同じ転勤族で、今はたまたま自国勤務をしているのですね。謎が解けてすっきりしました。

今学期もあと3日で終わり、6月28日から学校は夏休みになります。我が家は日本へ2年ぶりの一時帰国を果たします!


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インターネット世代
パソコンの電源が入っているのを見つけた息子(6歳)が、「パソコン使ってもいい?」と聞くので、「いいよ」と言って貸してあげました。

何をするのかと見ていると、インターネット・エクスプローラーをダブルクリックして立ち上げ、Googleをアクセスし、thomas the tank engine検索して、機関車トーマスのオンラインジグソーパズルやら、神経衰弱ゲームをやって楽しんでいました。

幼稚園児でもネットができるのかと感心しました。いろいろ教えてもらうようになるのは時間の問題のようです。


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マミーとパパ Mom & Dad
息子は親を呼ぶとき、日本語ではマミー、パパと呼びます。ママとパパではなくて、マミーとパパ。赤ちゃんの時からずっとそう呼んでいます。

ところが、英語で呼ぶとき(学校の友達と一緒のときなど)は「Mom, Dad」です。きっと学校で「What did your mom say?」「My mom said...」などとやっているのでしょう。こういうのは日本語と英語で自動的に同じにはならないのですね。不思議なものです。

ところで友達の親を呼ぶときはというと、日本では「〜ちゃんのお母さん!」という感じでしょうか?うちの妻は、息子の同級生達(5〜6歳児)からファーストネームで呼ばれたりしています。まるで友達を呼ぶように。日本ではあまり見られない光景ですね。


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多重国籍
息子の通うインターナショナルスクールの同級生のGちゃん宅に、先月男の子が生まれました。国連職員の父親はセネガルとフランスの2重国籍、母親はスペイン国籍で、夫婦は既に長年ドイツで生活しています。

生まれてきた子には、親と同じセネガル、フランス、スペインの国籍を取得できるそうです。さらに、数年後にはドイツ国籍も取れるかもしれないとのこと。そうなったら4重国籍です。日本で生まれ育った我々からすると、ちょっと馴染みのない話ですが、ヨーロッパではよくあることのようです。

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以前「国籍について」で書いたように、単純に国籍が多ければいいというものではありませんが、少なくとも親の国籍だけは実の子供には持って欲しいと思うのが普通だと思います。Gちゃんの家族のように、既に親が多国籍の場合は、3重・4重国籍の子供というのも珍しくないわけです。

この子供達が将来似たような境遇の多重国籍の人と結婚し、さらに子供が生まれたら、一体どうなるのでしょうね。8重国籍とか?何度も言うようですが、国籍の数が多ければ良いというものではありませんが、その全ての国に血族のルーツがあるとすれば、そのどれも大切にしたいという気持ちもまた普通だと思います。やはり、親や祖父母の出身国には外国人としてではなく、その国の国民として自由に出入りしたいですからね。

これだけ国際結婚の多い時代になってくると、昔ながらの国籍の概念というのは実情にあっていない気がしますね。ヨーロッパにいるとつくづくそう感じます。

多言語多文化環境における子どものことばの学び
息子が通うボンの日本語補習校で、保護者向けに、ボン大学講師・ボン補習校講師による「多言語多文化環境における子どものことばの学び」と題した講演会がありました。

講演の中で興味を引かれたのは、補習校に通う子供達のことを「日本語接触環境障害児」と定義し、日本語接触環境健常者として育った親たちの想像を絶する世界の中に子供は生活しているという点でした。このような環境の中で、日本語ができるようになることは決して当たり前のことではない、だから親が「できるようになったこと」にちゃんと気付いてあげることが大事なのだそうです。

そして、言語の発達にはその土台となる「想像力」「思考力」の発達が不可欠である。つまり「感じる力」「考える力」が蓄積されてはじめて「表す力」となると。そしてもちろん読み聞かせや読書の重要性がここでも登場します。

今現在の表面的な言語能力に一喜一憂せず、長期的な視点で見守りましょうというメッセージで締めくくられました。

この講演を5年後(長男10歳)にもう一度聞いたらどう感じるのでょう。もっと危機感や焦燥感を持って聞くことになるのかどうか。長男がこれから学齢期になるので、真剣に(でも深刻にならずに楽しんで)取り組んでいきたいテーマです。

絵本読み聞かせ
この半年ほど、息子のための絵本を全く買わなくなりました。と言っても、この5歳という大切な時期に、読み聞かせをしていないわけではありませんよ。むしろ以前よりたくさん読んでいます。

息子は平日はインターナショナルスクール、土曜日は日本語補習校に通っていますが、学校から一週間あたり英語8冊、日本語5冊ほど絵本を借りてきます。これらを一週間の間に読み聞かせ、しかもできれば同じ本を複数回読んであげようとすると、家にある本を読んであげる余裕などありません。だから、新しく買ってあげる必要は全くないのです。
絵本2 絵本3

ところで、5歳児用とはいえ、英語の絵本はだんだん難しくなってきました。ストーリーはもちろん至って簡単なのですが、息子が知らない単語が出てきたとき「それどういう意味?」と聞かれると、答えられないこともしばしば。

いつも英語を使って仕事をしているとは言え、帰国子女ではない僕にとっては、5歳児の絵本の英語が分からないことも結構あるのです。だから、英語の読み聞かせには、電子辞書が必携です。

例えば最近わからなかった単語は何だったかというと(電子辞書の履歴を見る):

boulders 大きな岩
spook 幽霊
minnow 小魚、ミノー(コイ科)
conker トチの実
bog 沼地
Wellington boots ウェリントンブーツ
scruffy みすぼらしい
toadstool 毒キノコ
trudge 歩く


やれやれ、息子に追い越されるのは時間の問題ですな。 

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最後の名前
うちの5歳児が最近、クラスメートのことについて、V君の最後の名前は〜、Jちゃんの最後の名前は〜、なんて言っているので、何のことかと思ったら名字(姓)のことでした。英語でラスト・ネームというのを、日本語では「最後の名前」と直訳していたようです。なるほど。

息子が通うインターのクラスでは、毎朝チェックインシートに自分の名前を記入することになっています。今まではファーストネームのみでしたが、最近名字も書かせるようになったようです。それにしても外国語の名字には随分難しいものがありますね。例えば、Bilolikar、Diakhite、Pettorutoなど。覚えられません。。。



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プロフィール

mickey10044

Author:mickey10044
男性
国連職員。ITプロジェクトマネージャー(PMP)。
2006年4月からドイツ・ボン在住。4人家族でドイツでの生活を楽しんでいます。

mickey10044#hotmail.com
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