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プレイ・デート

子供同士一対一で約束した日時に会って、一緒に遊ぶこと(というより、親同士がそのようにセッティングして、子供同士を遊ばせること)を、こちらでは英語で「プレイ・デート」と言います。

去年の秋に保育園の先生から、幼児の会話能力の向上のためにはには、普段のクラスでの団体生活だけでは不十分で、友達との一対一のプレイ・デートがとても有効なので、是非やるようにと勧められたことがあります。

その時は本当かなぁと半信半疑だったのですが、先生が、「これは長年の経験から言って必ず有効です。子供3人では効果はないので、2人で遊ばせてください。だまされたと思ってやってみてください。」と、自信満々に言うので、我が家も試してみました。

親同士で日時を決めると、保育園の帰りにどちらかの親が遊ばせる子供を両方迎えに行き、もう片方の親はその時間を利用して遊びに行ったり、家事や買い物をしたりと、時間を有効に使います。子供を迎えに行った親は、自分の家に連れて行き、2時間ほど子供を遊ばせるという仕組みです。

なぜ一対一がいいかとう言うと、大抵どちらも同じ量だけしゃべり、同じ量だけ相手の話を聞くからのようです。3人以上だと、おしゃべりの子とおとなしい子の差が、簡単にできてしまいます。

自分の家で遊んでいる場合は、自分のもっているおもちゃの遊び方を相手に説明したり、相手の家で遊んでいる時は、見慣れないものを見つけては相手に質問するという具合。この様子をそっと覗いてみて、先生が言っていたことは本当だったと思いました。

うちの4歳の息子は、秋に新しいクラスに入ったとき、他の子たちに比べて英語があまり上手でなく、自分でそのことにはっきり気がついてしまった時がありました。一時期、「英語の子とは遊びたくない」なんて泣き言まで言っていたことがあります。ところが、このプレイ・デートを始めて4ヶ月で英語がとても流暢になり、誰とでも対等に仲良く遊べるようになりました。今では「クラスの友達はみんな大好き。」とまで言うようになりました。

◇◇◇◇

今日も妻が息子とその友達を保育園からピックアップして家に帰り、プレイ・デートをさせました。家についてからの最初の会話はこんなたわいもない感じだったそうです。(実際は英語です)

Mくん: 「ここ何階?」
息子: 「ここは19階だよ。」
Mくん: 「えぇ!僕の家も19階にあるんだよ。同じだねぇ。」

息子: 「あのねぇ、僕は英語と日本語をしゃべるよ。Mくんも日本語しゃべれる?」
Mくん: 「僕は日本語はしゃべれないけど、ロシア語をしゃべれるよ。」


そしてその後2時間半たっぷり遊んで大満足だったようです。

海外に住んでいて、日本語が苦手な子にも、日本人同士でプレイ・デートをすれば同じ効果があると思います。子供の言葉の発達について気になっている方に、とてもお勧めです。

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プロフィール

mickey10044

Author:mickey10044
男性。1999年より国連職員。

インド、ジュネーブ、ニューヨーク、ボン、ウィーンを経て、現在はイタリア・トリノの国際機関に勤務。IT部門のチーフ。PMP,CISSP。

mickey10044#hotmail.com
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