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ドイツでも報道される日本の「Ijime」 - いじめ問題

日本で問題になっているいじめによる自殺のニュースは、こちらドイツでも報道され、関心を集めています。

【記事のリンク】
シュピーゲル誌
Die Presse誌
ARDテレビ
ディー・ヴェルト誌

「Ijime」という単語がそのまま紹介されているのが印象的です。もちろんこちらドイツの学校でも、いじめは存在するのでしょうが、あまり自殺が多いという話は聞きません。ドイツの学校環境の日本との違いは:

 ・1クラスの人数が小さいため、児童一人一人に注意が行き届く
 ・学校からの帰宅時間が早く、家族と過ごす時間が長い
(公立校の場合。インターは別)
 ・学校以外の地域の活動が多い

と言ったところでしょうか。パッと見てわかりやすい範囲で挙げただけですが、これは大きな違いのような気がします。

たとえば、2つ目の3つ目は、言い換えれば子供が学校以外にも居場所があるということ。たまたまクラスで一時的にうまく行かないことがあっても、他にも自分が所属している場所(家庭や地域活動)があり、そこで自分が周りから認められた存在であれば、心の支えになり学校での苦境を乗り越えやすいのでは。学校という場所が子供にとっての閉鎖環境になっていなければ、いじめをする側とされる側両方が悪いサイクルに陥らないのではと感じます。

僕も小学校の時に、同級生にいじめられたこともありました。今考えてみれば、放課後参加していた、地域の軟式野球チームに救われたのだと思います。そのチームは学校とは独立したチームだったので、クラスで起こった嫌なことはチームに行けばリセットすることができたからです。県大会で優勝するような強いチームだったので、僕など万年補欠でしたが、それでも今思えば、僕にとって大事な居場所でした。

うちの5歳児は、毎日無邪気にインターに通っています。いつかいじめに悩んだりするときが来るのでしょうか。そういう事態になったときに、気付いてあげたり、理解してあげたり、守ってあげたりするのも親の役目かも知れませんが、それ以前に学校や家庭以外にも地域と接点のもてる子供の居場所を作ってあげること、自分を認めてもらえる場所や機会を多く与えてあげることも大事かなぁなどと考えています。


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”もともと地元ではない”とか”いつか転居する”など両親も自治体への参加がなかったり、共働きで家庭で家族と過ごす時間が少なかったりするなど、学校施設だけではなく日本での社会構造にも一因があるかもしれませんね。自分の所属する場所が幾つかあれば、種々な意見を取り入れることで広い考えを持つことができるかもしれませんね。

P.S.リンクを張らせて頂きました。

のだめ。さん

親の自治体への参加が少ないというのは、先日なにかのテレビの特集(日本語放送)でやっていました。日本でよくあるパターンですね。

ここボンにいて感じるのは、短期滞在の人たち(うちの家族も含めて)が地域に溶けこみやすいということ。なにが違うんでしょうね。

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プロフィール

mickey10044

Author:mickey10044
男性。1999年より国連職員。

インド、ジュネーブ、ニューヨーク、ボン、ウィーンを経て、現在はイタリア・トリノの国際機関に勤務。IT部門のチーフ。PMP,CISSP。

mickey10044#hotmail.com
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