BONNjour ドイツ・ボンの国際公務員
国際公務員歴9年。インド、ジュネーブ、NY勤務を経て現在ドイツ・ボンの国際機関に勤務。国連での仕事のことやドイツでの生活のことなど書き残しています。
ペルシャの新年 No Ruz
イラン人の同僚の机の上にこんなものが置いてありました。「新年」を祝っているのだそうです。
Haft Sin

イラン周辺地域では、ペルシャ暦に基づき、春分の日をノールーズ(No Ruz/Nowruz:新年)として祝います。3月19日から21日のどこかがNo Ruzにあたるのですが、年によって日付は変わりますが、2週間近く新年を祝う、イランの人たちにとって一年で最も大切な祝日です。

ペルシャ歴新年の前日(大晦日と呼んでいいのかな?)には、Sabzi Polo Mahiと呼ばれるハーブで味付けされたごはんとスモークされた魚の料理を食べます。テレビやラジオで新年になったことが宣言されると、家族の中の年少者が年長者に対して新年のお祝いをして敬意を表します。そして親戚同士でキスやハグをして、プレゼント交換をします。プレゼントは伝統的に現金のことが多いので、日本のお年玉と似てますね。そのあと、甘いお菓子が振る舞われ、「甘い」一年間になることを願うのだそうです。

新年を祝う最も大切な儀式が、Haft Sin(ハフトスィーン)。7人の創造主を表し、すべてペルシャ語の綴りがスィーン(S音)で始まる穀物や卵、ハーブをテーブルの上に置き、金魚の入った水槽を飾ります。その簡易版が同僚の机の上にあったもの。イラン人の友人からプレゼントされたのだそうです。スタイルはまったく違いますが、それでも日本の正月の祝い方と何となく似ているところもあるような気がしますね。ハフトスィーンは、さしずめ日本のお節料理といったところでしょうか。

ドイツでは、この金曜日から来週月曜日までイースターの4連休なので、ドイツ在住イラン人の皆さんにとっては、新年を祝うのにちょうどよかったですね。Happy New Year !
No Ruz

この記事に対するコメント

*(+_+)* おはようございます ♪〜
お元気そうで何よりです。 
日本では全国的に今年のサクラは開花が早いようですよ。
いつもご訪問くださってありがとうございます。
ますますのご活躍を心からお祈り申し上げます。 (^_^)v
【2008/04/03 22:43】 URL | あろまおいる #- [ 編集]

あろまおいるさんへ
こんにちは。
日本は桜の開花が早いのですね。
我が家のベランダから手が届くところにある桜もだいぶ花が開きました。ただまだ寒い日が続くので、本格的な春はこれからのようです。
【2008/04/09 21:44】 URL | mickey10044 #- [ 編集]


当然のことなのでしょうが、国連にもイランの方がいらっしゃるんですね。(←無知で申し訳ありません)

こんな風に、オフィスで他国の文化を垣間見る機会があるなんて、国連ならでは・・・なのでしょうか。オフィスで、仕事以上にいろいろな見聞を広げられる機会があるなんてすばらしいですね。

イランについては、しずおか(もしくは日本?)に住んでいては知ることも聞くこともなく人生が終わるところです。また、他の国のことについても記事を読めることなど・・・楽しみにしていてもよろしいでしょうか。
【2008/06/07 01:43】 URL | のりこ #v3Pcs2VM [ 編集]

のりこさんへ
このイランの新年については、この時まで知りませんでした。イラン国籍の職員は同じフロアに2人もいるんですよ。職場の同僚たちとは、お互いの国のことを質問しあったりして、少しずつ理解を深めることができるので、本当にいい職場環境です。
【2008/06/12 22:57】 URL | mickey10044 #- [ 編集]


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mickey10044

Author:mickey10044
男性
国連職員。ITプロジェクトマネージャー(PMP)。
2006年4月からドイツ・ボン在住。4人家族でドイツでの生活を楽しんでいます。

mickey10044#hotmail.com
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