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国連本部がモントリオールへ移転?

いえ、今のところそんな計画は国連側にはありません。だって今現在、老朽化した国連本部ビルの大改築計画(キャピタルマスタープラン)が進行中な訳ですから。

これはカナダのLa Presseからのニュース。ケベック州、モントリオール市などが移転案を検討しているらしいです。高コストのNYでビルを改築して本部機能を維持し続けるより、いっそのことモントリオールに丸ごと移転してしまうほうが安く済む、というのがカナダ側の試算らしいです。まあ、詳しい試算を見なくても実際そうなんだろうなぁと思います。僕がNYからボンに転勤するときも、いっそのこと国連本部をボンに移転したら長期的な事務局予算はかなりスリム化できるのにと、個人的には「本気で」思ったものです。もちろん国連がニューヨークに居続けることには、それ以上の政治的、象徴的な意味があるのでしょうけど....

記事では、モントリオールに移転するメリットとして以下のような説明をしています:

1.超大国から距離を置ける
2.コストが削減できる
3.マンハッタンのど真ん中よりも反テロ対策が簡単
4.敷地が広い(NYの9倍の敷地が確保できる)
5.モントリオールは英語・仏語のバイリンガル都市
6.モントリオールには既にいくつかの国際機関が拠点を置いている
7.街が安全で生活の質が高い


キャピタルマスタープランがまだ実行に移されていない現段階では、モントリオールは移転案をあきらめておらず、カナダ側の担当者のコメントによると、実現可能性は2~5%だとか。国連側へ正式な提案は行われていないようですが、こういう壮大な計画、僕は好きです。

リンク:
The Gazette - The United Nations in Montreal? Don't laugh
La Presse - L'ONU dans la mire de Montréal
プロジェクトの全容(写真)

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だめです!

 モントリオールなんてもってのほかです。
 ニューヨーク、ジュネーブ、ウィーン、ナイロビといわゆる国連都市(HQ,UNOG、UNOV,UNON)が、世界の人口の半分を占めるアジアにない、ということを無視した議論です。カナダらしい、人を人と思わない議論かと。
 第5委員会などでも、途上国の人たちを馬鹿にしつつ、これに類する提案を出して、怒らせ、途上国との亀裂を深める役割を担っています。
 他にも「汚いやり口」が目に余ったりするので、カナダの言うことは無視するか、徹底的につぶすかどちらかにするのがいい、くらいに思っています。
 どうして、一般のカナダ人は、いい人たちなのに、国連関係の外交官はぜんぜん違うのだろうか、というのが、率直な感想です。

ようようさんへ

お、ようようさんらしいまじめなご意見。僕はこのトピック大好きです。

全うにバランスを考えたらアジアに国連の拠点があるべきですね。僕もまったくそのとおりだと思います。バンコクあたりがもっと国際機関の本部を誘致するということはできないのでしょうか。UNOPSの本部や、UNDPの一部がコペンハーゲンに移ってしまったりするのはやはり招致がうまいからでしょうか?

モントリオールがいい場所かどうかというのは、僕はこの際どちらでもいいと思うのです。ポイントはNYにいるべきか、外に出るオプションはあるのかという2択かなと。アジアからは具体的な移転案(候補地や試算も含めて)がある(あった)のでしょうか?興味があります。

モントリオールのような案はフランコフォンたちの支持は得そうですが、果たしてアジアは?

うーん、どうして、フランコフォンでないといけないのかよくわかりません。
国連は、マルチリンガリズムを大事にするといっているわけで、便宜的に、6公用語、2常用語を設定しているにすぎません。
要するに、国連は、言語の多様性が大事、といっている立場であって、フランス語を大事にする、なんてことは言ってません。もちろん、英語を大事にする、なんてことも言ってません。
フランス語があるから、移転していい、という理由が示されること自体、、世界の言語に失礼である、というくらいの気持ちでないと、植民地主義とは戦えません。何気なく考えているところから、差別は生じるわけです。

そもそも国連は、経済的価値のために存在しているかどうか、ってところから、話を始めたほうがいいのではないか、と思います。アメリカのど真ん中にある、ということの別の選択肢は、途上国のど真ん中にある、というオルタナティブくらいしか対抗できないように思います。

マルチリンガリズム

マルチリンガリズムでは苦労しましたね。ようようさんたちの苦労話を思い出しました。それにしても相当ネガティブな印象をお持ちのようで。。。

最近また一部の国際機関でマルチリンガリズムが昇進の条件に入ってきたりとかして、実際に必要以上にフランス語やスペイン語の習得が求められていることを苦々しく思っています。一律に条件を適用しないでポストごとの必要性に応じて条件を提示すればいいのに。修士号の必要条件なども同じような傾向です。話はずれましたが。

モントリオールのような提案が他の都市からも出たことがあるなら、見てみたいものです。ところで、キャピタルマスタープランがはじめて語られ始めたとき、NY外への完全移転のオプションは話題にあがったことがあるんでしょうかね。もしあるとすればそれがどう取り扱われたのか、とても興味あります。

 まあ、言語の多様性と生物の多様性を同じくらい重視していますので。
 生物の多様性は自然の豊かさの証しだし、それと同じく、言語の多様性は人類の文化の豊かさの証しです。
 そういう言語に対して、肌理の細やかさのない議論でもって主張するのは問題かと。

 マルチリンガリズムの決議案について、苦労しましたが、これは自分の発想でやりきった、と思えるのは、「本当のマルチリンガリズムとは、言語の多様性を守ること」という趣旨の決議文をパートIとして盛り込み、国連でいうところのマルチリンガリズムは技術的なものに過ぎない、と見えるように工夫したことでした。

 完全移転のオプションはありました。
 沖縄は本気だったのかどうかは分かりませんが、NYの北の湖に浮かぶ島に移転する、というものでした。所有者や大金持ちの人たちが、土地を提供する、資金を寄付する、などとも言っていましたが、インフラ整備にお金がかかりすぎることなどから、第五委員会の非公式非公式非公式(?)で却下されましたよ。

モントリオール住民です

思わずタイトルに食いついてしまいました(笑)
個人的には・・・来てほしくないですねぇ。国連本部(^^;
モントリオールには今の規模のまま、こじんまりと佇んでいてほしいな。

7つの理由に私なりの感想を書いてみていたのですが、
どうも言葉足らずで語弊を招きかねない箇所が多々出てきたため、消してしまいました。
一言でまとめるなら
『ケベコワなら言い出しかねないことだな。理由もまた然り』 冷ややかな視線付き、です。
国連本部を誘致する前に、他者に見られても恥ずかしくないような言動ができるようになることが先だと思います。はい。
いえ、モントリオールを嫌いなのではありません。好きです。大好きですよ。
だからこそ、今の規模のまま、無理をしないで中身を改善していってほしいのです。

なんだか、まとまりがなくて失礼しました。

ようようさんへ

そういえば沖縄へ誘致とか言う話もありましたっけ?聞いたことあるようなだけどあまり印象に残ってないですねぇ。

yueさんへ

考えてみると、モントリオール在住の知り合いというと、yueさんのご夫婦だけでした。

モントリオールといえば、町興しにいろいろ考えているみたいで、カジノ地区を作るなんて話もあったらしいじゃないですか。そういうのは勘弁してほしいですね。それに比べたらまだ国際機関のほうが静かかも知れませんね。

亀レスですが、

これを聞いて、そういえばUNDPがボンに移るって話があったなーと思い出しました。

モントリオールは、ICAOもあるし、CBDの事務局はあるし、これ以上増やすのは難しいのではないでしょうか。

あっちゃんへ

お久しぶりです。
ところで誕生日おめでとうございます。

UNDPがボンですか。。。そんな話があったとは知りませんでした。
UNOPSはコペンハーゲンに行ってしまいましたね。

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プロフィール

mickey10044

Author:mickey10044
男性。1999年より国連職員。

インド、ジュネーブ、ニューヨーク、ボン、ウィーンを経て、現在はイタリア・トリノの国際機関に勤務。IT部門のチーフ。PMP,CISSP。

mickey10044#hotmail.com
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