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ウィーン少年合唱団

地元オーストリア人の同僚の一人に、ウィーン少年合唱団の出身者がいます。ウィーン少年合唱団と言えば世界的にも有名で、神聖ローマ皇帝に創設された宮廷聖歌隊の頃から数えると500年の伝統を持つ、実に由緒正しい合唱団なのです。厳しい選考があるので、誰でもメンバーになれるわけではありません。

僕の同僚は、まだ子供だった時(つまり声変わりする前ですね)に、合唱団のメンバーとして数年間活動したそうで、子供ながら世界中へ演奏旅行に行ったそうです。

72年に日本へ行った時のことは、強烈な印象が残っているようで、よく覚えていました。羽田空港に降り立った時、横断幕を持った日本人の若い女の子たちが到着ロビーを埋め尽くしていて、合唱団の彼らは一体どんな有名人が今日は到着するんだろうと不思議に思っていたら、実はウィーン少年合唱団の出迎えだったことがわかり驚いたこと。初めて新幹線に乗り、あまりの速さに驚いたこと。旅館にはプールがあると聞いていたので、みんなで裸になって飛び込んだら実は温泉で、熱くて飛び出したことなど。

日本滞在中の一番の思い出は、皇居を訪問した時、おそらく現在の皇太子殿下とも短い会話を交わしたことだそうです。日本の皇室の映像がテレビに出る度に、その時のことを思い出すそうです。さらに、アメリカに演奏旅行に行った時は、人類で初めて月面に降り立った、あのアームストロング氏とも会ったのだと。まったく驚きました。

そんなすごい経験をした彼ですが、合唱団出身者の多くが音楽関係の進路を選ぶ中、今は国連職員として僕と同じIT部門に勤めているのだから不思議なものです。
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銀行口座を開設する

オーストリアの銀行は「口座維持手数料」がかかります。これまでいろんな国で銀行口座を開きましたが、口座残高の多少にかかわらず、維持手数料がかかる国はこれが初めてです。

僕はさしあたって最もシンプルな口座パッケージなのですが、それでも3カ月に一度15ユーロ程引き落とされます。クレジットカードを作ったり、いろんな機能を追加していくと、四半期ごとに50ユーロ以上なんていうのも珍しくありません。

維持手数料のことに驚いていると、その銀行の担当者は、アメリカ、ドイツ、スイスなど他の国では手数料がかからないことを僕から聞いて、逆に驚いているようでした。オーストリアでは手数料はあまりにも当たり前のことなのでしょう。

今回開いた口座で気に入っている機能は、ネット上での振り込み手続きに必要なTAN番号(取引認証番号)を、その都度携帯電話にSMSで送ってくれること。モバイルTANと呼ぶそうです。これでTAN番号が100個ぐらい書かれた一覧表を毎回ひっぱり出してくる煩わしさから解放され、ずいぶん便利になりました。

ウィーンの葛飾通り

ウィーンは東京と同じく23区に区分されています。街のあちこちで何とも難しい名前の道路に出会うことがたまにありますが、先日も僕の住む21区(フロリズドルフ区)で見つけました。

「Katsushika Strasse」


tsuとかshiなんてあまり見かけないつづりなので外国語なのかなぁ、どうやって読むのかな?と眺めていると「カツシカ?」、なんのことはない「葛飾通り」ではないですか。地元の人はなんて発音しているんでしょう。

調べてみると、ウィーンの21区(フロリズドルフ区)は、東京の葛飾区と姉妹都市なのだそうで、市の北東部というその位置関係まで葛飾区と同じ。2001年にフロリズドルフ区内の約1キロの道路区間が「葛飾通り」と命名されて、葛飾市長が命名式に招待されたとか。両区の間ではホームステイの交流事業が長年行われているそうです。

そう言えば、東京に住む友人の奥様が、以前葛飾区の交流ホームステイプログラムでウィーンを訪問したって言ってたっけ。そのホームステイの話と謎のカツシカ通りに関連があるとは今まで思いもしませんでした。

同じ区内の、我が家から歩いて10分のところには、「男はつらいよ」のウィーンが舞台になった作品の公開20周年を記念して、寅さん公園(Tora-San-Park)なんて言う小さな公園が先月末オープンしました。20年前の「男はつらいよ 寅次郎心の旅路」は見たことがないのですが、これをきっかけに見ることになるでしょう。

国際機関の邦人職員会

今回赴任したウィーンの国際機関には、かなりしっかりした邦人職員会があります。日本人職員数はなんと約50人!月曜日の夜に、市内の日本食レストランで、邦人職員会の歓送迎会があったので、参加してきました。日本政府代表部の方々(大使や公使も含む)もたくさん参加され、合計約40人のかなりフォーマルな会でした。こんな雰囲気は日本で会社勤めをしていたとき以来という気がします。

月曜日の歓送迎会のことを知ったのが、前日の日曜日。僕も着任したばかりでしたので、歓迎されるメンバーの一人として、直前の滑り込みで参加させてもらえることになりました。

技術系の専門機関ということもあり、邦人職員の多くの方は日本の省庁、関連団体、企業からの赴任で、任期が終わるとまた日本へ戻っていく方ばかり。日本から「出向」という形をとっている方がかなりいるようです。そのため、僕のように国際機関を渡り歩いて、たまたまウィーンに舞い降りたような人はほんのわずかしかいないため、話をした方々からかなり珍しがられました。

引っ越し荷物

前回の引っ越しはアメリカからドイツでしたので、荷物の搬送は船便と通関手続きなど含めて所要6週間かかりました。(その前の日本~フランス、フランス~アメリカも似たようなものでした)

今回はEU内(シェンゲン域内)のドイツからオーストリア。国境でのパスポートチェックがないだけでなく、税関もありません。国内の引っ越しと手続きは何ら変わらないのです。税関書類なしで、家から家へトラックで直接搬送。トラックは実際には2日でウィーンに届きますが、荷物の持ち主である僕たちがそのスピードについていけないため、実際には所要4日の搬送です。

外国へ引っ越しというと、「引っ越し準備で忙しくて大変でしょう」、なーんてみんなに言われましたが、我が家にとっては実は今回が一番楽チンな引っ越しでした。

ウィーン勤務スタート!

ウィーン勤務2日目。たった今職場のメンバーが企画してくれた歓迎会から帰ってきたところです。

初日の朝、国連キャンパスにつくと、入り口にあるセキュリティオフィスで契約のオファーレターとパスポートを見せ、3年有効のIDカードを作ってもらいました。そして晴れて職員として建物に入り、最初に行った先は人事部。

これまでメールでやりとりしていた担当者と会い、正式な契約書にサイン。その後、約1時間に及ぶブリーフィングを受け、昼前には所属部署に着きました。職員数は機関全体で2000人で、その中のIT部門は100人のスタッフを擁します。ITのディレクターとすぐに面会し、にこやかに握手。最初に聞かれた質問は、

「君は何の楽器ができる?」

なんでも、部門の中の有志でバンドを組んでいるらしく、ディレクターもそのメンバーなんだとか。すっかり和やかな雰囲気になった中で会話が弾み、最後に、

「ところで来週月曜日に、四半期に一度の部門全体ミーティングがあって、その中で君のスピーチのために20分間リザーブしてあるから。」

と捨て台詞のように去っていくディレクター。ちょっと待ってよ、20分?と唖然としていると、ディレクターの秘書が「冗談ですよ!」と教えてくれ、遠くで「わっはっは」と、ディレクターの笑い声。とてもユーモアがありやりやすそうなディレクターのようで安心しました。

個室のオフィスをもらい、もらったばかりのEメールのアカウントにアクセスすると、空っぽのメールボックスに入ってきた記念すべき最初のメールが、僕の歓迎会の通知!という訳で、勤務2日目の今日、仕事帰りにみんなで飲みに行ってきたのでした。

滑り出しは上々です。

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プロフィール

mickey10044

Author:mickey10044
男性。1999年より国連職員。

インド、ジュネーブ、ニューヨーク、ボン、ウィーンを経て、現在はイタリア・トリノの国際機関に勤務。IT部門のチーフ。PMP,CISSP。

mickey10044#hotmail.com
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